飲食業を始めるに際しては、初期投資として、内装工事(壁紙やエアコンの設置など)や調理用の機材や食器等を揃えたり、テナントの賃料等で多額の費用が必要になるでしょう(※状況によりますが)。金融機関や国民生活金融公庫からの融資を受けてから事業を始められたかと思いますが、それはあくまでも「資金を借りている」という状況であり、当然ながら借り入れた分は返済をしていかなければなりません。事業を始めてみて、収益や固定費等が把握できてきたら、毎月どのぐらいのペースで返済していくのかを考えていかなければいけません。余裕ができてきたら返済ペースを早めても良いでしょう。忘れてはいけないのは「借りたものはきちんと返す」という感覚を持ち続けることです。借りた分を安定して返済し続けられるような、骨太の経営計画を立てることが重要です。最初は思うように進まないかもしれません。しかし、現実を見据えつつ、堅実に進めていけるよう、我々もアドバイスさせてもらいます。